2005-06-13 第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
○参考人(安岡厚子君) ちょっと言い切って申し訳なかったんですけれども。 利用者さんの方で、今でも要支援、要介護一、二、三、四、五でカテゴリーに分かれていることに対して、今の状況では軽度に判定された方ががっかりされる状況があるんですね。要介護三の方が二になりますとがっかりされるというような状況があって、これは、介護保険の元々の考え方、自立支援に向けてのことがなかなか利用者さんの方に伝わっていないのかなというふうに
○参考人(安岡厚子君) ちょっと言い切って申し訳なかったんですけれども。 利用者さんの方で、今でも要支援、要介護一、二、三、四、五でカテゴリーに分かれていることに対して、今の状況では軽度に判定された方ががっかりされる状況があるんですね。要介護三の方が二になりますとがっかりされるというような状況があって、これは、介護保険の元々の考え方、自立支援に向けてのことがなかなか利用者さんの方に伝わっていないのかなというふうに
○参考人(安岡厚子君) 現在のサポートハウス年輪の活動内容とか事業内容を小規模多機能だというふうに言ってくださる方が多くて、見学が非常に多くなっているんですね。地域密着というのは、もう既に私たちがやってきていることをこういう名前で呼ばれてきたのかなというふうに思っているんですけど、厚労省から出ている小規模多機能は、まあ十五人程度で、ちょっと自由度が余りない感じで、事業が本当に成り立っていくのかなというところはあります
○参考人(安岡厚子君) 最後になりましたけれども、よろしくお願いいたします。 私は、特定非営利活動法人サポートハウス年輪の代表をしております安岡です。こういった機会を与えていただきまして、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 お手元に三種類ほど資料を出させていただいております。サポートハウス年輪の概要につきまして、ピンクの簡単なパンフレットですが、こちらを簡単に説明いたしたいと思います
○公述人(安岡厚子君) 現在、やはりおっしゃるとおり、市町村でとなりますと条件が限られてくる、あとはパート、登録が主になってくるということになります。 何で登録が問題かといいますと、質が担保できないんですね。「年輪」も登録制でやっておりますけれども、ヘルパーの質を上げたいと思いまして研修するにしても、縛りがかけられないわけです。ですから、スタッフの意思に任されて研修がなされていくというふうになってきますので
○公述人(安岡厚子君) 介護の社会化を進めるというこの法案ですよね。私は、介護の社会化ということをもう一回皆さんぜひ考えていただきたいというふうに思うんです。 私は、「発想の転換」という文章を書いて皆様のお手元にお届けいたしているんですけれども、やはり今までの福祉サービスとか家族のあり方とか社会全体の慣習とか教育制度の問題、それからあと女性施策の問題もそうなんですけれども、介護の社会化という問題はすべて
○公述人(安岡厚子君) 今回、こういった機会を与えていただきまして、どうもありがとうございます。 私は、日経新聞の夕刊の記事と、東京都の社会福祉協議会が出しております「福祉展望」、昨年の春号なんですけれども、そこに書きました「いま求められること――発想の転換」という資料をお手元の方にお届けさせていただいておりますので、ぜひお読みいただければというふうに思います。 公述の最後なんですけれども、いろいろな